さわやか
折れてからすでに4週間になろうとしている。いいかげん飽きてきた。1ヶ月近くになるので早く添え木を外したいが、来週は先生がお休み(夏休みなのか、学会なのかは不明)なので、再来週の月曜に診察、そこで(何事もなければ)外れることになっている。
折れたのはここの小指の中足骨。歩いていただけなのに折ってしまったのは粗忽でした。なんちゃて。(はい、笑って笑って)
柔道100キロ級で井上を破ったオランダのVan Der Geestであるが、NHKの中継で「ヴァンデルギースト」と言っているのが気になった。“ee”はオランダ語の綴り字規則では[e:](エー)となり、[g]はのどの奥を狭くして発音する無声子音である。つまりVan Der Geestををカナで近似するなら「ヴァンデルへースト」あるいは「ヴァンデルヒェースト」となる。
朝日新聞は「ヴァンデルへースト」となっていた。
ある人から「2倍はダブル、3倍はトリプル、じゃあ4倍は?」という質問を受けた。
ベルギービールの度数を表す言葉からすぐに想像がついた。答えはquadruple(クオドルプル)。
ちなみに5倍はquintuple(クインテュプル)。
毎年盆の時期は家を留守にしていることが多いが(新盆だった昨年を除く)、今年は骨折のせいもあり家でゴロゴロ。夜、数年ぶりに地元の盆踊りに行ってみた。
盆踊りの風習は戦後にはじまったのではないか、と何となく想像していたが、調べてみると、どうやら室町後期に「念仏踊り」から生まれ、じつは500年以上も歴史があるらしい。しかし、そこで踊られていたものがいわゆる「音頭」であったかは疑問である。
現在踊られている「音頭」で戦前まで遡るものを私は知らない。おそらく戦後のある時期「音頭」が流行し、盆踊りでの他の踊りをリプレースしてしまったのではないか。これは盆踊りにとって不幸なことかもしれない。「盆踊り=音頭」で定着してしまったからである。地元の盆踊りの参加者の年齢層を見てもあまりに偏りすぎている(20・30代がほとんど、いや、全くいない)。10年後には地元の盆踊りは消滅しているかもしれない。
ピットに入ってゲネプロ。松葉杖ついての出入りは、予想していたよりきつい。楽器を持ってもらったり、色々な方の配慮に感謝。
パパゲーノは遠州弁も似合うかもしれないと思った。「おらこんなとこやだに!」
写真は「ピットいったんせり上がる」の図
運ばれた病院でレントゲンを取る。「小指の骨の関節とつながっている近くのところが折れていますね、全治1ヶ月以上ですね」とのこと。がーん。
しかし、折れたのが左足だったのは不幸中の幸いだった。指や腕だったら魔笛の本番を1週間後に控えて泣いてたよ。それに右足は何ともないので、とりあえず車(オートマ)の運転は不自由なく出来る。
通勤をどうするかを少し考えないといけないが、まあ、これで厄払いを済ませたと思うことにしよう。
逆に松葉杖生活をしばらくすれば、今の仕事と直接関係はないが、ユニバーサルデザインの何か面白いネタが見つかるかもしれない。それに一週間後の本番では、ピット内とはいえ松葉杖で出れば目立つ!!
というわけで一言「災い転じてネタとなす」
朝、ドリームプラザに車を止めて、みなと祭りの各種行事が開催されているマリンターミナルに向かって歩行中、なぜか急に左足を強くくじいてしまった。(変な音がした) とりあえずしばらくは歩けたので足を引き摺りながら、マリンターミナルに向かった。マリンターミナルで座って左足を見たら異様にはれている。そして左足をつくと激痛が走るようになり、歩けなくなってしまった。救急車を呼んだ。(つづく)
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