シュターツオーパー「ドン・ジョバンニ」
1月29日(月) 続き
そして、夜はStaatsoperでモーツァルト「ドン・ジョバンニ」
劇場に行くと、日本人多し。団体さんまで来ていた。
主な配役は
指揮: Peter Schneider
ドンジョバンニ: Bryn Terfel
騎士長: Ain Anger
ドンナ・アンナ: Richarda Merbeth
ドン・オッターヴィオ: Saimir Pirgu
ドンナ・エルヴィラ: Cellia Costea
レポレロ: Erwin Schrott
ツェルリーナ: Bori Keszei
マゼット: In-Sung Sim
オペラのことは詳しくないので、当然誰も知らない(笑)。
座席はParkett Rechts(平土間右側)の11列15番。ど真ん中よりちょっと後ろ。
座席から舞台を見たところ↓
風邪薬が効いて、途中若干眠くなってしまったのがもったいなかったけど、良い席で聴けて良かった。
中でもドンジョバンニが特にすごかった。圧倒的。終わった後ほとんどの人がスタンディングオベーション。レポレロもすごい。ツェルリーナは拍手たくさん浴びてたけど、声量少なく感じた。
昨日の劇場の内部ツアーのときに昨日の舞台セッティングをしていて(昨日の演目は「ファルスタッフ」)、舞台装置が「現代的演出」っぽかったので、今日の「ドン・ジョバンニ」も現代的演出か、と思ったら、いたって伝統的と思われる演出。
面白かったのは、第2幕のフィナーレの「ドンジョバンニ、メシ食いに来たぜ」のところで、しばらくすると客席の照明が若干明るくなったこと。舞台中央に大きな鏡があり、客席の照明(キャンドル型の小さなライトが多数)がその鏡に映りこみ、地獄の炎のように見える演出である。
また、1幕、2幕ともに宴会で楽隊が音楽を演奏するところは、舞台の上で本当に演奏していた。
休憩中にオケピットに行って観察。
コンマス席は奥の方だが、1st Vnは手前という配置になっていた。つまり、客席に一番近い列は1st Vn、ひとつ奥の一番指揮者に近いところがコンマス席、その後ろに2nd Vnが並ぶ、という配置。コンマス席だけ台が置かれていた。
コンマス席の譜面台に下げられている楽器は予備楽器のようです。
管楽器は全て右側にまとめられていた。
ちなみに、今晩のコンマスはキュッヒルさんでした。わーい本物だ(笑)。しかもピットの中で弾いてる(当たり前)。
クラリネット1番は、たぶんオッテンザマーさんだったと思います。
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Comments
ぶっ、ブリン・ターフェルのドンジョバンニ……
羨ましすぎ、です。
Posted by: イーデン城 | 2007.01.31 11:50 PM
>イーデン城さん
ネットで調べてみました。こんなに有名人だったとは!
でも聴けてよかったです。
Posted by: Chirper II | 2007.02.01 04:36 PM